「顔そり=男性」そのイメージを払拭したい。
まずはそこからのスタートだった。
「顔そりは毛が太くなる」「肌を傷つける」を否定し、
「プロの顔そりは素肌を整える」という事を訴求したい、と。
それらを全て含んだ内容となると、
女性がいくつになっても気になり続けている
「素肌」がキーポイントとなる。
オーナーさんがキャッチコピー講座を受講し、
ご自身が考案したコピー
「同い年、見ためのちがいは肌でした。」が
最高で最適の出来映なのでイメージはすぐに広がった。
そこでつい、 お顔そりのシーンをメインビジュアルにしがちだが、
お客さまは決して「肌にカミソリを当てられたくて」
気持ちが動くのではない。そこに物語は浮かばない。
施術中の快適な自分を想像して行きたくなる
マッサージ店とは違うのだ。
お顔そりの先にある「効果」に魅力を感じるだろうし、
感じてほしい。そこに需要と供給がマッチする。
ダイエットを頑張った後、
体重計に乗ると理想の体重だった時の興奮。
ずっと欲しかった洋服を手に入れ、
家で試着した時の高揚感。
何かひとつ乗り越えたことで得られる、
「幸福」を実感している物語にしたかった。
「プロの顔そりは素肌を整える」を信じて
輝く素肌を手に入れた時の気持ち。
うつむいていたつぼみが
太陽の光を浴びて一気に咲き開く、
そんな晴れやかな気分を表現した。
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